設計した機器を通して、
医療に貢献していることを実感。
MS技術一課 第一係 K.M.
2021年入社 プロダクトセンター勤務
共生システム理工学研究科 物理・メカトロニクス分野修了
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設計した機器を通して、
医療に貢献していることを実感。
MS技術一課 第一係 K.M.
2021年入社 プロダクトセンター勤務
共生システム理工学研究科 物理・メカトロニクス分野修了
将来は人に対する仕事がしたいという想いがあり、かつ、医療関連の分野に進むことを望んでいたので大学では医工学系の道へと進学。そこで顔や掌の皮膚映像に対し信号処理を行い心拍数などの生理情報を取得し解析する研究に取り組み、就職先もカメラなど映像系の医療機器を扱うメーカーに強い関心を持っていました。その中で池上通信機を知り、放送事業においてはもちろん、その他の医療やセキュリティといった分野においても幅広く活躍している実績は技術力の高さの裏付けだと思い、とても魅力を感じました。こんな会社があるのだと驚きつつ、高い技術力を持つところで働きたかった私には理想的な会社でした。
私は病院で使用される医療用カメラのソフトウェア設計を担当しています。主に眼科向けのカメラ、手術顕微鏡用のカメラ、内視鏡用のカメラなどがあり、それらの映像の輝度や色味などを制御するプログラムを組むことが仕事です。アイコンの表示や設定用メニューの対応言語を追加するといった、お客様の細かな要望に合わせてソフトウェア改修を行うこともあり、営業担当者とコミュニケーションを取りながら設計を進めていきます。意図と異なる動作をしたときにその原因を探るのに苦戦することもありますが、周囲に相談したり様々な方法で検証したりして解決策を見出すことで、仕様通り機器が無事に動いた時はうれしいものです。私のやりがいは「医療現場に貢献できていると実感できること」。納品した機器が医療現場で活躍している話を聞くと、本当に誇らしく思いますね。
はじめてソフトウェアの改修作業を任された時、本当に最後までやり遂げられるのか不安でした。そんな中、わからないことはすぐに周りに聞ける環境があったことや、先輩や上司が頻繁に声をかけてくれて不安を払拭してくれる社風などがあり、想像以上に安心して仕事を進めていくことができました。その頃は毎日が勉強で、新しく知ることしかなかったという感じでしたね。おかげでどんどん成長を実感でき、日々やりがいを感じながら働いていました。入社前は、技術職と聞くと一人で黙々と仕事を進めていくイメージだったのですが、当社ではまったく違い、技術者同士がコミュニケーションを取りながら支え合い仕事を進めていく雰囲気です。だから私のような新人も、安心して楽しく働くことができます。
医療従事者がどのように機器を使っているのか。医療現場でどのようなニーズがあるのか。そんな風に現場のことを考えながら設計ができる技術者になりたいですね。専門的な分野なので簡単ではありませんが、常に現場のことや技術を学び続け、自分を磨いていきたいと思います。入社して驚いたことがあるのですが、ここでは経験豊富なベテランの人も学び続けていくことが当たり前だということ。そういう風土が技術力の高さに結びついていることを知りました。私には今、画像から情報を得るという画像処理技術で医療にさらなる貢献ができる製品を生み出したいという夢があります。例えば、高精度で撮るという今の製品を発展させるといったイメージです。まだまだ大きな夢ですが、それを原動力に毎日の仕事に取り組んでいきたいです。
会社選びに迷ったり周りと比べて焦ったり、何かと悩むこともあると思いますが、あまり無理をせずに何とかなるさくらいの気持ちで活動を止めないよう頑張ってください！この経験は将来必ず活きてきます。
散歩がてら家の近所にあるパン屋さん巡りをしています。最近のお気に入りはクロワッサン。パンを買った後は近くの公園に寄って食べたりして、何も考えずにただのんびりする至福の時間を楽しんでいます。